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「特撮の秘密を聞く」

美術監督池谷仙克と撮影監督中堀正夫が語る、

ウルトラマン、ウルトラセブン、帝都物語など、特撮のすべて。

2016.2.6(土)

映画「押絵と旅する男」デザイン画

浅草十二階のみえる池

映画「魍魎の匣」デザイン画

加奈子の治療台

映画「さらば箱舟」デザイン画

分家旧屋裏庭

日本を代表する美術監督・池谷仙克さんと撮影監督・中堀正夫さんに特撮(特殊撮影)の世界を語っていただきます。

育った過程のどこかでわたしたち誰もがその世界に魅き込まれ、想像力への刺激を受け、

成長したのちも度々立ち帰る場所である特撮を駆使した映画、テレビ映画がテーマです。

技術の細部の解説もあります、特撮に限らぬ映画という表現にテーマがひろがることもあります。

日本映画の中心でキャリアを重ねてきたふたりの表現者が語る90分です。

池谷仙克

「ウルトラマン」「ウルトラセブン」などに美術スタッフとして参加するなど、特撮美術の最高峰として著名。

1940年東京都生まれ、武蔵野美術大学卒業。円谷特技プロダクション(円谷プロ)に参加。

「ウルトラマン」特殊美術助手。「ウルトラセブン」特殊美術デザイナー。

「怪奇大作戦」に参加後、円谷プロ退社。実相寺昭雄らとコダイグループ創立。

「帰ってきたウルトラマン」「シルバー仮面」などで怪獣デザイン担当。

 

主な作品

「曼荼羅」実相寺昭雄監督/1972年

「さらば箱舟」寺山修司監督/1984年

「帝都物語」実相寺昭雄監督/1988年

「写楽」篠田正浩監督/1995年

「瀬戸内ムーンライトセレナーデ」篠田正浩監督/1998年

「HAZAN」五十嵐匠監督/2004年

「シルバー仮面」実相寺昭雄監督/2006年

「蟲師」大友克洋監督/2007年

「魍魎の匣」原田眞人監督/2007年

日本アカデミー賞最優秀美術賞2回受賞

「怪獣幻図鑑—池谷仙克画集」東宝出版

中堀正夫

1943年 東京生まれ。

日本大学芸術学部映画学科卒業後 円谷特技プロダクションに入り「ウルトラマン」の特撮部助手よりスタートする。

そこで、実相寺昭雄監督と出会い「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」と続き大きな影響を受ける。

その後、映画ATG作品「無常」1970年 「曼荼羅」1971年 に参加1971年にテレビ映画「シルバー仮面」でカメラマンとなり 

1972年ATG三部作のラストとなる「哥」で映画カメラマンデビューとなる。

その後、映画、CM、テレビ作品を撮り続けている。

 

主な映画作品

「あさき夢みし」実相寺昭雄監督 1974年

「蜜月」 橋浦方人監督 1984年

「帝都物語」 実相寺昭雄監督 1988年

「屋根裏の散歩者」 実相寺昭雄監督 1994年

「幻の光」 是枝裕和監督 1995年

「落下する夕方」 合津直枝監督 1998年

「鏡の女たち」 吉田喜重監督 2001年

「幸福の鐘」 SABU監督 2001年

「姑獲鳥の夏」 実相寺昭雄監督 2004年

「シルバー假面」実相寺昭雄監督 2006年

「はりまや橋」 アロン・ウルフォーク監督 2009年

「ポプラの秋」 大森研一監督 2015年

開催日時

2016年2月6日 土曜日 18時開演(17時30分開場)

今回は資料画像映写がありますので、美術のおまけはございません

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