2020年10月10日(土)

 日本のポップ・ヒストリーが誇る双子デュオ、ザ・ピーナッツ。1960年代、土曜日の夕方6時半と火曜日の夜7時は間違いなく彼女たちの時間でした。

 日本テレビ系『シャボン玉ホリデー』とフジテレビ系『ザ・ヒット・パレード』。スマイリー小原とスライライナーズをバックに、「可愛い花」「情熱の花」など海外のヒット曲を日本語詞でカヴァーしたり、「ふりむかないで」「恋のバカンス」「ウナセラディ東京」などオリジナル歌謡ポップスを歌ったり、日本民謡を現代的にリアレンジして聞かせたり。かと思えば、クレージーキャッツの面々と達者なコントを披露したり、ハナ肇に笑顔で思いきり強烈なヒジテツ食らわしてみたり…。

 ぼくたちにとって、ザ・ピーナッツこそエンターテインメントの何たるかをいきいき教えてくれた先生でした。ドライヴ感たっぷりのユニゾン・ヴォーカルも、スリリングなハーモニーも、一糸乱れぬ躍動的なダンスも、双子の彼女たちならでは。その後、日本のポップ・シーンに登場してきたあらゆるガール・グループたちの原点がそこにはありました。

 まだまだ誰もが不安と疑心を抱え込みながら日々を送るしかない今、ザ・ピーナッツのとびきり明るく躍動的な歌声を、みんなで、いい音で味わって、明日への元気をチャージしましょう。

 

萩原健太

開催日時

2020年10月10日 土曜日 18時開演(17時45分開場)

参加者は8名までとし、少人数ならではのフリートークの会にしたいと思っています。