
「禅と日本文化 ー 銀閣寺を中心に」
2018年10月14日(日)
臨済宗・大本山相国寺塔頭養源院住職
承天閣美術館館長
平塚景堂
現代日本人の衣食住において「和風」と称される様式は、室町時代に創生され江戸時代に完成されたものです。したがって、この国際化時代にあって、日本人の日本人たる心の発展過程を見てゆこうと思います。特に室町文化は日本文化の頂点といわれ、そこに禅の影響多大であることに注目いたします。また室町文化は金閣寺を中心にした北山文化と銀閣寺を中心にした東山文化に分けられますがその比較もいたしたいと思います。ちなみに金閣寺・銀閣寺ともに相国寺を本山としております。
平塚景堂 プロフィール
1949年(昭和24年)東京生まれ 東京芸術大学美術学部卒、美学を山本正男師に、日本画を滝沢倶幸師に、作曲を山田泉師に師事。大徳寺専門道場にて禅修行。臨済宗・大本山相国寺塔頭養源院住職に就任。銀閣寺執事長を経て現在承天閣美術館館長。
『絵画歴』
1994年より毎年「ギャラリーマロニエ」(京都四条河原町)にて日本画個展
1997年 フランスにおける日本年に招待出品
2002年 イタリア ミラノにて個展
2012年 フォーシーズンホテル東京(椿山荘)にて個展、青山「タオ」にて
陶芸家と合同展、南麻布セントレホールにて個展
『作曲歴』
1989年 武井作曲賞受賞
富山県立美術館にてライヴ「滝口修造記念アートイベント」参加
2002年 ピアノ曲集「BUSON」 パリ・ルデュック社より楽譜出版
2003年 リヨン国立音楽院の招聘により渡仏 レクチャーとコンサート
同院にてパリ管弦楽団団員により「コントラバス・ソナタ」試演
2004年 ピアノ五重奏曲「スペクトラム」ウイーンピアノ五重奏団が初演
2010年 オーケストラ曲「アパリシオン」フランス国営放送音楽監督・イヴ・
プラン氏 要請により作曲
2012年 南麻布セントレホールにてピアノ曲集「古典組曲」初演
椿山荘にてディナーコンサート、室内楽「カメリア」初演
フルート三重奏曲「清宵譜」パリ初演(プチパレ)
ピアノ曲集「夢の岐れ」パリ初演(日本文化会館)
2013年 アメリカ公使公邸にて「平塚景堂作曲作品コンサート」
南麻布セントレホールにて「自由組曲」初演
2014年 第二回 「椿山荘ディナーコンサート」
2018年 ピアノ四重奏曲「SANNGUE Ⅳ」 ウイーンピアノ四重奏団
(京都コンサートホール初演)
『文学歴』
1993年 戯曲「さすらい枯野抄」 大阪近鉄アート館にて上演(生瀬勝久他)
1990年 第一詩集「静かな夜の記録」出版 (ノア工房)
1996年 第二詩集「オリヴィエ追想」出版 (書肆山田)
2002年 第三詩集「夜想の旅人」出版 (銅林社)
2007年 エッセイ「内なる風景へ(禅の現在型をさぐる)」出版
(禅文化研究所)
2017年 小説「アララ」出版 (編集工房ノア)
「相国寺と若冲」平塚景山(養源院副住職・承天閣美術館参事)
のお話もあります。

開催日時
2018年10月14日 日曜日 18時開演(17時開場)
ゆっくり展示美術をご覧いただけるよう、1時間前の開場です。
お知らせ
多数の予約お申込みをいただきました。
予約受付を締め切らせていただきます。
ありがとうございました。