2017/10/7(土)

木野 花

1948年、青森県生まれ。弘前大学教育学部美術学科卒業後、中学校の美術教師になるも一年で退職。上京して演劇の世界に入り、1974年に東京演劇アンサンブル養成所時代の仲間5人と、女性だけの劇団「青い鳥」を結成。翌年に旗揚げ公演を行う。特定の作家や演出家を置かず、役者全員が共同で作・演出を手がける斬新な手法が注目を集め、80年代の小劇場ブームの旗手的な存在となる。1986年に同劇団を退団。その後は女優・演出家として活躍。ドラマ「3年B組金八先生」「あまちゃん」「三匹のおっさん」や映画「恋人たち」「娚の一生」など、数々の話題作に出演し、名脇役としての地位を確立する。

今年12月に、イギリスの女性劇作家キャリル・チャーチルの代表作「クラウドナイン」の演出が控えている。木野花にとっては86年、初めての単独演出から30年ぶりの再再演となる。

東京公演:12月 1日〜17日  東京芸術劇場シアターイースト

大阪公演:12月22日〜24日  OBP円形ホール

お問い合わせ:大人計画 03-3327-4312

公演HP:http://otonakeikaku.jp/2017cloudnine/index.html

小劇場の時代と呼ばれるころ木野さんを知ってから四十年以上たつ。

「青い鳥」の公演は欠かさず見た。シアタートップス、スズナリだったりタイニーアリス、青山の円形劇場であったり。そのうち木野さんは劇団を離れ役者として、演出家として活動し始めた。「青い鳥」でも役者であり演出家であったのだが。

「ゴドーを待ちながら」を下敷きにしたわたしの脚本をもとにした芝居を一緒に作ったことがある。そのときわたしは演出家の木野花という人の凄さを目のあたりにした。芝居という表現がどう作りあげられるのか、演出とはどういう仕事か、役者とは何をする人なのか、よく分かった。女優の木野花はよく知られているけれど、演出家の彼女をもっと知っていただきたい。木野さんのなかで役者と演出家、ふたつの仕事はどう同居しているのだろうか。

​川崎徹

​美術のおまけ

開催日時

2017年10月7日 土曜日 18時開演(17時開場)

ゆっくり展示美術をご覧いただけるよう、1時間前の開場です。